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シャイニーストッキング

第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太

 120 真夏の汗

「あんっ、やっ、恥ずかしい…」
 確かに今日はこの夏一番の暑さらしいし、さっきのランチに歩いて出掛けたから本当に汗をかいてしまっていた。
 そして美冴さんは俺に抱かれながらソファに倒れ、そう必死に喘いでいたのだ。

「ふうぅ、大丈夫ですよ、いい香りが、いつもの美冴さんの甘い香りがしますよぉ」
 でもそれは本当なのだ。
 本当に汗の匂いなどせずサラリとしていて甘い香りが漂い、俺の鼻腔を刺激してきて止まないのである。

 だが確かに、美冴さんの言う意味はよくわかるし、俺自身もたっぷりと汗をかいてしまっていたからシャワーを浴びるつもりではあるのだが、この俺にとっての女神のような美冴さんを目の前にし、抱き締めてしまうと理性が無くなってしまう程に興奮してしまうのだ。

 確か今日で美冴さんを抱くのは四回目かな…

 昨日までとは違って今日はなぜか、ちゃんとリアルな美冴さんを実感できている。
 昨日までのように舞い上がってはいなかったのだ。
 だからこそ、この美冴さんの美しい実態を実感し、再確認したいが為にもこうして抱き締め、キスをして、ソファに寝かせてゆっくりと愛撫をし、そして服を脱がしていきたいという欲求が昂ぶってきていたのである。

「もお、変態なんだからぁ…」
 そんな言葉を交わしながら、俺はさり気なくワンピースを脱がし、美冴さんをブラジャーと、ストッキングとパンティだけの姿の美しい女神ね痴態にしていたのだ。

「ううん、綺麗ですよ、この姿、堪らないなぁ…」
 俺はそんな美冴さんの姿を見つめながら、感嘆の言葉を呟いてた。

 うわぁ、本当に堪らない…

 この恥ずかしがってる表情がまた堪らないなぁ…
 俺はすっかり興奮してしまう。

「ふうぅ、本当に堪らない…」
 そう、心の想いを声に出して呟きながら、ゆっくりとフロントホックのブラジャーを外していく。

「あん…」
 そして露わになった乳房を優しく、愛おしく揉みながらコリッと硬くなっている乳首を唇に含む。

「あん、あぁぁ…ん」
 ビクッと震え、快感に喘ぎを漏らしてくる。
 そして乳首を舌先で弄りながら指先で太腿を撫でていく。

「あぁ、ストッキングがしっとりとしてまるで肌みたいだぁ…」
 そう呟きながら太腿の外側、内側と全体を愛おしそうに撫で回す。

 ああ、本当に第二の肌のようだぁ…




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