
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
19 酔いの妖艶
「ああー、またボーっとしてる」
美冴さんが笑みを浮かべながら言ってきた。
「えっ、あ、いや…」
なんとなく心の中を読まれてしまったかの様な気がして恥ずかしくなってしまう。
「ねぇ、そのチキン美味しい?」
「は、はい、美味しいです」
「少しちょうだいよ、わたしのもあげるからさぁ」
たわいもない事なのだが、ドキドキしてしまう。
あ、かわいい…
今のその笑顔がかわいいのだ。
こんなに美人で、綺麗で、凜としてるのにかわいいなんて…
またすっかり心が魅了されてしまう。
僕はあの五年前に、こんなに素敵な女性と関係したのか…
いや、初めての女性、初めての体験、女性というモノを教えてもらった…
さっきはそんな美冴さんに
『大好きよ…』
『ありがとう…』
と、云われたのだ。
魅了されてしまうに決まっている。
「うん、美味しいわぁ」
そして、僕のチキンを一口食べて笑みを浮かべている。
その美冴さんのモグモグとした口元を見ると、口紅の艶やかさに更に魅了されてしまう…
ドキドキドキドキ…
再び胸が激しく高鳴ってきていた。
「あぁ、今、いやらしいこと考えてたでしょう」
「えっ、いや、そんなこと…」
無いとは言えなかった。
一瞬、あの五年前の、あの二人の逢瀬の…
あの美冴さんの痴態を…
想い浮かべてしまっていたのだ。
「もお…
でもさぁ…
よぉく考えたらさぁ…
あれってさぁ、禁断の関係だよねぇ…」
美冴さんが思わぬ言葉を言ってきたのだ。
えっ…
あっ…
少し酔ってきているのか…
美冴さんの顔がほんのりと紅くなっていたのだ。
間違いない、少し酔ってきているようだ…
「あの頃は、若かったのかなぁ…
和哉は変態だったしぃ…」
「えっ、へ、変態って…」
「変態じゃん、だってぇ、きっかけは和哉のストッキング泥棒からだったんだよぉ…」
酔っている美冴さんは凜から、妖艶に変わってきていた…
「あっ、いや、泥棒じゃなくって」
「ああ、ごめん、そうだったったわねぇ、ゴミ箱漁りだったわぁ…」
どっちにしても最低で、やはり変態だった…
「今も…
ストッキング…大好きなの?…」
妖艶の目で、そう訊いてきたのだ…
ドキドキドキドキドキドキ…
「ああー、またボーっとしてる」
美冴さんが笑みを浮かべながら言ってきた。
「えっ、あ、いや…」
なんとなく心の中を読まれてしまったかの様な気がして恥ずかしくなってしまう。
「ねぇ、そのチキン美味しい?」
「は、はい、美味しいです」
「少しちょうだいよ、わたしのもあげるからさぁ」
たわいもない事なのだが、ドキドキしてしまう。
あ、かわいい…
今のその笑顔がかわいいのだ。
こんなに美人で、綺麗で、凜としてるのにかわいいなんて…
またすっかり心が魅了されてしまう。
僕はあの五年前に、こんなに素敵な女性と関係したのか…
いや、初めての女性、初めての体験、女性というモノを教えてもらった…
さっきはそんな美冴さんに
『大好きよ…』
『ありがとう…』
と、云われたのだ。
魅了されてしまうに決まっている。
「うん、美味しいわぁ」
そして、僕のチキンを一口食べて笑みを浮かべている。
その美冴さんのモグモグとした口元を見ると、口紅の艶やかさに更に魅了されてしまう…
ドキドキドキドキ…
再び胸が激しく高鳴ってきていた。
「あぁ、今、いやらしいこと考えてたでしょう」
「えっ、いや、そんなこと…」
無いとは言えなかった。
一瞬、あの五年前の、あの二人の逢瀬の…
あの美冴さんの痴態を…
想い浮かべてしまっていたのだ。
「もお…
でもさぁ…
よぉく考えたらさぁ…
あれってさぁ、禁断の関係だよねぇ…」
美冴さんが思わぬ言葉を言ってきたのだ。
えっ…
あっ…
少し酔ってきているのか…
美冴さんの顔がほんのりと紅くなっていたのだ。
間違いない、少し酔ってきているようだ…
「あの頃は、若かったのかなぁ…
和哉は変態だったしぃ…」
「えっ、へ、変態って…」
「変態じゃん、だってぇ、きっかけは和哉のストッキング泥棒からだったんだよぉ…」
酔っている美冴さんは凜から、妖艶に変わってきていた…
「あっ、いや、泥棒じゃなくって」
「ああ、ごめん、そうだったったわねぇ、ゴミ箱漁りだったわぁ…」
どっちにしても最低で、やはり変態だった…
「今も…
ストッキング…大好きなの?…」
妖艶の目で、そう訊いてきたのだ…
ドキドキドキドキドキドキ…
