
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
21 嬉しかった…
ああ、美冴さん…
僕はそんな美冴さんの言葉に…
その言葉の裏から感じる優しさに…
感動をしていたのである。
本来ならば、いや、下手をしたらこの僕の行動は
美冴さんを追い求めて駒沢大学に進学をし、昔と同じチェーン店のファミレスでバイトを続け、そして大学の近くの街に住んでいる…
これは、美冴さんを追い続けている男の、そう、僕のストーカー行為と思われても仕方ない事だと考えられるのである。
それなのに…
それなのに、美冴さんを探し過ぎて貴重な大学生活を…
貴重な青春の時間を…
無駄にしてちゃっていたのではないのか…
と、心配までしてくれていたのだ。
ああ、美冴さん…
僕はその優しさに感動し、心を震わせていた。
「だって、この大学生活の四年間、いや、三年半になるか…
ずうっとわたしを探してくれていたんでしょう…」
美冴さんはしみじみと言ってきたのである。
「は、はい、ごめんなさい…」
「えっ、なんで和哉が謝るのよ…」
「だって…
だって…、まるでストーカー行為みたいじゃないですか…
三年半も、いや、あれからだから五年間も探していたんですよっ…
気持ち悪くないんですかっ…」
僕は思わず、一気に云ってしまったのだ。
「ううん、気持ち悪くなんかないわよ…」
だって…
だって…
和哉のことが大好きだから…
大好きな和哉にずうっと探してもらっていたって分かった時に、凄く嬉しかったわ…
と、美冴さんはそう言ってくれたのである。
「あのファミレスで、夜中に再会した時は、本当に驚いてしまって…
思わず逃げちゃったけど…
夜中に一人であの再会のことの意味を考えて、その意味が分かった時に本当に嬉しかったのよ…」
と、云ってくれたのだ。
いや、嬉しいのは僕の方である…
まさか、こうまで歓迎されるとは思ってもいなかった…
本当は一つ間違えたら、下手したら、絶対にストーカー行為と云われてしまい気持ち悪がられる、とまで危惧していたのである。
だが、美冴さんは
『嬉しい…』
と、まで、云ってくれるのだ。
本当に再会できてよかった…
僕は心からそう想い、感動していたのである。
よかった…と。
ああ、美冴さん…
僕はそんな美冴さんの言葉に…
その言葉の裏から感じる優しさに…
感動をしていたのである。
本来ならば、いや、下手をしたらこの僕の行動は
美冴さんを追い求めて駒沢大学に進学をし、昔と同じチェーン店のファミレスでバイトを続け、そして大学の近くの街に住んでいる…
これは、美冴さんを追い続けている男の、そう、僕のストーカー行為と思われても仕方ない事だと考えられるのである。
それなのに…
それなのに、美冴さんを探し過ぎて貴重な大学生活を…
貴重な青春の時間を…
無駄にしてちゃっていたのではないのか…
と、心配までしてくれていたのだ。
ああ、美冴さん…
僕はその優しさに感動し、心を震わせていた。
「だって、この大学生活の四年間、いや、三年半になるか…
ずうっとわたしを探してくれていたんでしょう…」
美冴さんはしみじみと言ってきたのである。
「は、はい、ごめんなさい…」
「えっ、なんで和哉が謝るのよ…」
「だって…
だって…、まるでストーカー行為みたいじゃないですか…
三年半も、いや、あれからだから五年間も探していたんですよっ…
気持ち悪くないんですかっ…」
僕は思わず、一気に云ってしまったのだ。
「ううん、気持ち悪くなんかないわよ…」
だって…
だって…
和哉のことが大好きだから…
大好きな和哉にずうっと探してもらっていたって分かった時に、凄く嬉しかったわ…
と、美冴さんはそう言ってくれたのである。
「あのファミレスで、夜中に再会した時は、本当に驚いてしまって…
思わず逃げちゃったけど…
夜中に一人であの再会のことの意味を考えて、その意味が分かった時に本当に嬉しかったのよ…」
と、云ってくれたのだ。
いや、嬉しいのは僕の方である…
まさか、こうまで歓迎されるとは思ってもいなかった…
本当は一つ間違えたら、下手したら、絶対にストーカー行為と云われてしまい気持ち悪がられる、とまで危惧していたのである。
だが、美冴さんは
『嬉しい…』
と、まで、云ってくれるのだ。
本当に再会できてよかった…
僕は心からそう想い、感動していたのである。
よかった…と。
