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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 159 最後の夜(21)

「はぁん、かずやぁ、あぁ、ん、あ、イ、イキそう…」

 そして僕よりも、美冴さんの方が更に、もっと、激しく昂ぶっていた。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「は、はぁ、はぁ、んん…」

 そんな喘ぎの昂ぶりと共に、美冴さん自らが弄っている指先の動きが激しくなり、そして指先を中に挿入れていく。

「は、はぁうぅ、んん…」

 グチュ、ピチャ、グチュ、ピチャ…
 

「ううっ、み、美冴さんっ」

 僕は、無意識に…

 そう、無意識であった…

 そんな美冴さんの喘ぎ声がスイッチとなり、爪先から唇を離し、一気にアソコに唇を、舌先を、寄せていき、しゃぶり付いていく。

「はあっ、っく、んんっ…」
 僕は、しっかりと人差し指が挿入ったアソコのヒダを舌先でかき分けて、小さく、硬く、勃起しているクリトリスを刺激する。

「はあうぅ、あっ、やっ、んっ、くっ、っくうぅぅ…」
 なんと、美冴さんはそんな僕の舌先のクリトリスの刺激に喘ぎ、叫び、全身を震わせ、美しいストッキング脚を突っ張らせ、瞬く間に絶頂を迎えたのだ。

「んはぁっ、っくうぅぅぅ……………」
 
 そして今度は美冴さんが意識を翔ばしたのである。

 そして美冴さんは、ぐったりと弛緩し、ベッドに仰向けになって意識を失くしていた。


 ああ…

 なんて美しいんだ…

 僕はそんな美冴さんの姿を眺め、心から感動し、感嘆していく。

 右向きに顔を横にして、肩より短めの髪の毛がやや乱れ、ぐったりと全身を弛緩させ、呼吸により決して大きくはなく、巨乳ではない胸が上下をしている…

 五年前より少し痩せた感じの細いウエスト…

 スラリと伸びた、硬くはなく、角張ってもいないが筋肉質な美しい脚…

 その美しい脚を更に彩る、限りなく透明な、艶やかな魅惑的な黒いストッキング…

 僕はほんの少しだけ離れ、上体を起こして、そんな美しい、女神の様な美冴さんの姿を眺めていく。

 ああ、堪らない…

 キレイだ…

 正に至福の時であるといえる。




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