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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 158 最後の夜(20)

「ん、ふぅん、はぁん…」

 えっ、あっ…

 な、なんだ、あっ、ああっ…
 なんと美冴さんはベッドのヘッドボードに寄り掛かり、上体を起こし、両脚を開きながら僕に爪先を預け

 そして…

 そして、爪先をしゃぶっている僕を見つめながら、喘ぎ、淫れながら自らの指で股間を、アソコを、弄っていたのである。

 うわぁ、な、なんだぁ…

 その僕を見つめてくる目は、艶やかで、淫靡に濡れ、淫らな輝きを放っているのである。

「ん、はぁん、か、かず…やぁ…」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 これはビチャビチャに濡れた美冴さんのアソコを自ら弄っている淫靡な音である。

 うわぁぁ…

 僕はそんな淫らで、淫靡な、その痴態にすっかり心を震わせ、夢中になり、目がソレから離せなくなってしまう。

「んん、かずやぁ、もっと、もっとぉ、しゃぶってよぉ…」

「は、あ、はい…」
 すっかり心を奪われてしまい、唇の動きが止まってしまっていたのである。

 み、美冴さん、な、なんて…

 うわぁ、エロ本みたいだぁ…

 ドキドキドキドキ…

 心の昂ぶりが激しく高鳴る。

 そして僕はその痴態を見つめながら、夢中になってストッキング脚の左脚の爪先をしゃぶり、右脚を撫で回していく。

「はぁん、はぁ、んん…」

 しゃぶる程に、ビクビクと左脚が小刻みに震え、喘ぎを上げてくる。

 あっ、脚が…

 右脚が濡れてきている…

 そうなのである、美冴さんの昂ぶりが増してきたらジワッと脚が濡れてきて、その湿り気によりストッキングと脚が一体化するかの様に更により密着をし、第二の肌と化してきたのだ。
 そしてその湿り気が増すのと同時に、なんともいえない様な魅惑的な甘い香りが漂ってきたのである。

 ああ…

 ああ、これだ、これなんだよぉ…

 この五年間、僕の求めていたモノは…

 これなんだ…

 このストッキング脚なんだ…

 未だかつて美冴さん以外に感じた事のないこのストッキングの感触、香り…

 これこそが…

 五年間追い続けてきていた…

 ストッキングラブなんだ…

 そして…

 美冴さんしかいないんだ…

 僕は心を震わせ感動してしまっていた。

「はぁん、かずやぁ、あぁ、ん、あ、イ、イキそう…」
 僕より美冴さんの方がもっと昂ぶっていた…


 
 

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