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シャイニーストッキング

第8章 絡まるストッキング7      本部長大原浩一

 118 そして今夜…③

 2人の想いが、一つに繫がった…

 私はカラダを起こし、体勢をきよっぺの上にと入れ替える。
 そして、穴を開けて穿いてくれているパンストの股間へ自らの怒張を導き、挿入していく。

 我慢できなかったのである…

 まずは挿入れたかったのだ…

 まずは挿入れて…それからなのである。

「あ……ん…んん…」
 怒張の頭が、亀頭が、ややぽってりとした、濡れ光っている肉厚のヒダを掻き分け沈んでいく。

『セカンドバージン』
 それは10年振りなのだ、そして昨夜の様なあっという間の挿入ではなく、じっくりとお互いに意識をし合い、昂ぶり合っての挿入なのである。

 きよっぺの大きな瞳に不安の色が伺えていた…
 彼女のカラダに緊張の強張りを感じてきていた。

「あ…あぁ…うん…」
 だが、その不安の色は、直ぐに挿入による快感の色に変わったのだ。
 そして、私の腰周りに絡み、緊張により締め付けてきていたストッキング脚の強張りが緩んだのである。

「き、きよっぺ…」
 彼女の安心と、快感が伝わってきて、思わず名前を囁いてしまう。

「あ、あぁ…こ、こっぺぇ…」
 きよっぺも感極まった昂ぶりを返してくる。

 ようやく…

 ようやく、一つになれた…

 結ばれたのだ…

 今夜が、本当の意味で一つに結ばれたのだ…

 そして彼女も、きよっぺも2人の間に残っていた27年間の不惑の壁を乗り越え、そして10年間のセカンドバージンを破れたのである…

 きよっぺの中が、歓喜に震えながら、怒張を、私自身を優しく締め付けてくる。

 心とカラダに快感が走り抜けてきた…

「あっ、んっ…」
 そして私は、ゆっくりと腰を動かしていく。

「あっ、んん、こっぺぇ…」
 愉悦の喘ぎを漏らしてくる。

 ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…

 淫靡な、淫らな、濡れた肉の擦れ合う音が鳴ってきた。
 そしてその音に比例して、怒張が蕩ける様な快感を感じてくる。

 ああ、気持ちいいよ…

 きよっぺ、気持ちいいよ…

 私は、心でそう叫んでいた。




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