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セックス競技~人類が生んだ最高のスポーツ~

第2章 試合開始

「さあ、いよいよ始まりました。まずはルールの説明から始めましょう」
司会の男がそう言うと、観客たちからは拍手喝采が起こった。この男は今回の大会の実況を担当する男である。彼は今大会のルールについて説明を始めた。
「まず初めに言っておきますが、今回は団体戦ではなく個人戦になります。ですから、選手同士のチームワークや連携などが重要視されるわけではありません。
「そしてこの大会ではなんと、試合ごとにポイントが与えられていきます。そして、そのポイントの合計によって勝敗が決まりイカせた回数でポイントが得られます。そして、最終的に合計ポイントが高い人が勝ちとなります。時間は45分、ここまではよろしいですか?」

「それでは続きまして選手の紹介に移りたいと思います。まずはの選手たちを紹介します!一人目の選手は、日本代表候補の一人でもあり、前回大会で2位の成績を収めた実力派男子高生、鬼崎和也さんです!」

すると会場からは大歓声が上がった。それもそのはず、今回もこの大会で優勝するのは彼だという噂まで立つほどになっていた。それほどまでに彼は有名であり、期待されているということだった。

「続いては今大会の優勝候補筆頭!そのテクニックはまさに芸術品!世界最強と言われる女が今ここに降臨したぁ!!その名は、中村愛美ぃー!!!」
そんな愛美のことを見ている一人の少女がいた。それは愛美と同じ高校に通う少女である。彼女は中村愛美の大ファンだった。その証拠に彼女の手にはスマホがあり、そこには愛美の写真がたくさん収められていた。彼女こそが、その写真に写っていた美少女である。彼女の名前は鈴木明子(すずきあきこ)と言う。年齢は愛美の一つ年上の17歳であり、愛美と同じくSEX競技の選手でもある。ちなみに愛美とは仲の良い友人関係でもある。
明子は愛美の試合を見るために今日この場所にやってきたのだ。だが、明子が見に来た試合は団体での試合で、明子はまだ出場資格を満たしていなかったので出場することができなかったのだ。
だから、せめて応援だけでもしようと思って、こうして愛美を見守っている。そして、ついに二人の選手の紹介が終わった。いよいよ試合開始である。

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