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セックス競技~人類が生んだ最高のスポーツ~

第7章 最強の二人

「あら、それはありがたいわね。でも、手加減しないわよ。」
「ええ、構いませんよ。」
「なら遠慮なく行かせてもらうわ。」
「ええ、どうぞご自由に。」
「言われなくてもそのつもりよ!」
 そして三回戦目の試合がスタートした。
愛美は早速攻撃を始め高速フェラが始まった。
「はああああああ!!!!」
「ほらほらどうしたんですか?そんなんじゃ僕は倒せませんよ。」
「くっ……。」
「ほらほら、もっと頑張ってくださいよ。」
「調子に乗るな!!」
「おおっ!?これは凄まじいテクニックだ!」
観客達は大興奮している。
「ほう、流石は愛美さんだ。でも、僕のテクニックの方が上みたいですね。」
「ふん!何を言っているのかしら?私の舌使いはあなたの数倍上回っているわ。」
「それはどうかな?では、こちらも反撃させてもらいましょう。」
すると今度は黒井の口技が始まる。
「んっ……。」
愛美は感じ始めたようだ。
「フッ、やっぱり僕の方が上ですよね?」
「違う!!今のは油断していただけよ!」
「そうですか。なら次は本気でいきますよ。」
「望むところよ!」
そして再び激しい攻防戦が始まり、両者一歩も引かない攻防が続いた。
「はあ……はあ……、中々やるじゃない。」
「そちらこそ。」
「はぁ……はぁ……、もう限界が近いようね。」
「愛美さんこそ、もうすぐイキそうなんでしょ?」
「はぁ……はあ……、それはどうかしら?」
「強情ですね。素直になれば楽になれるのに。」
「私は負ける訳にはいかないの!」
「どうしてそこまで頑張るのですか?」
「私は負けず嫌いなの!」
「なるほど。そういうことですか。」
「さて、そろそろ終わりにしましょうか。」
「そうね。あなたをイカせてみせるわ」
「できるかなぁ?」
「やって見せるわ!」
「いいでしょう。ならば私も全力を出し切りますよ。」
「望むところよ!」
そしてラストスパートに入った二人。
「うぅ……、くっ……、」
「はぁ……、はぁ……
 愛美と黒井は一歩も引かない戦になっていた。
 「ピピー」
 ここで笛の合図がなり時間内の45分間を過ぎここから延長戦になりここからは先に1ポイントとれば勝利となる。
 そんな中、愛美は昔、彼氏だった黒井のことを思いだしていた。
(ああ、あの事件さえなければまだ恋人の関係でいたのに…)

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