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第6章 痴漢の説明

妹が僕の部屋を出て行ってから、既に1時間以上経っていた。

僕は、もう寝るつもりで、布団に入って、さっきまで妹が読んでいた漫画を横になって読んでいた。

そこへ妹がドアをノックする音がした。普段勝手に開けて入って来るので、何を今更ノックしてるんだろう?と思ったが、

「どうぞ〜!」

と声をかけた。すると妹はゆっくりドアを開けて入って来た。

中学の制服を着ており、スカートは、膝より少し上くらいの長さだ。妹は、

「お待たせ!」

と、いつにない、可愛いような色っぽいような声で言った。続けて、

「どう?似合う?」

と聞いた。僕は、布団からガバっと起き上がると、妹を見上げた。

妹は、普段メイクはしない。メイクしたところを見たこともなかった。妹は、

「どうしたの?」

と、首を傾げながら聞いた。

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