テキストサイズ

屋上にいたヤンキーくん

第3章 「傷の手当してくれね?」


しかも紀衣って…。



「なぁ紀衣。もう俺、我慢できねぇわ…」


「えっ?」


「好きだ…紀衣。まじで好き…」






す…き。
私の頭の中には"好き"という文字が回転してる。

今、好きって言ったよね…。


嘘…。
これは夢だ夢!!



「紀衣は俺のこと嫌いか?」

夢じゃなーい!!
嫌いか?って聞かれたら…


「好きだよ…///」


「え?まじで!?」


「あ…えっと…その///」


私ったら何いってんのよ//
とっさに出てしまった…。

最悪…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ