屋上にいたヤンキーくん
第1章 「俺と付き合ってくれね?」
×叶太×
「ん…あ…何時だ?」
俺はポッケから携帯を取り出し時間をみた。
もう学校終わってるし…。
時計を見ると3時半を回っていた。
「帰るか…」
俺は立ち上がり帰ろうとした。
ん…?
誰だこいつ?
俺は壁にもたれて寝ている女が目に入った。
あ?
なんで屋上にいるんだ?
俺は寝ている女に近づいて、肩を揺すってみた。
起きねぇし…。
てか寝顔…可愛いなこいつ。
あっ!
こいつかぁ…
龍が言ってたクラスに可愛い奴がいるって…。
確かに可愛いな…。
ってなにいってんだ…俺。