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アラホォ女の、末路

第1章 アラホォ女の末路

レナは、地獄を歩く夢を見ていました。

地獄には、地獄の門番が、2人立っていました。

簡単には閻魔大王には会えません。現実逃避が、酷すぎると、その前に地獄の門番に却下されてしまいます。

地獄の門番の前に歩いて来た女は、ひどく痩せていました。

門番は、気が短くて、早くしろと女をどついていました。

人間は死ぬ前に、ここに来ると、言われています。

地獄の門番の前に現れた、女は40歳ぐらいでした。待っていたけど、理想の白馬に乗った王子様は来なかったと、言っています。

水平線の彼方に、羽を伸ばしたら、やって来たのは、地獄から来た使者だったのです。

人間には、欲がありますから自然な事になります。その欲、つまり自由ですけど、その自由を、どこで制御するかです。

男が、嫁にもらってくれなかったら、それで、終わりなんですよ。

女が、男を花婿にするなら別になります。

婿「むこ」になりたい男がいれば、いいのですけど、みつからないと、ダメになります。


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