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11回目の夏

第3章 春人のこと

気づけば、周りは経験済みだった。
私だって興味がないわけじゃない、いつかは春人とって思ってたけど、そういえば今まで二人きりになっても春人は手を出してこなかった。
そういう雰囲気にもなったことがない。



「どうしよ……。どうしたらいいの? 何がいけないの? 一体どんな選択をすれば……」



運命の日は8月3日。
告白は避けられない。



「……あの占い師に聞くしかないか……」



8回目で訪れた変化。
占い師と出会ったこと。
もしかしたら少しの変化で、解決の糸口が見つかるかもしれない。




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