もう推しとは言えない *番外編更新中
第22章 番外編 あなたと繋がる夜
良かった…ホッと一息。
そのあとは、澤畠先生と連弾を楽しむ。
時折、肩とか手が触れてドキッとしてしまったけど。
「あ…結構、時間になりましたね。」
「そういえば、澤畠先生…どうやってここに来たんですか?車…ですか?」
「九嶋先生の車に誘拐されました。…帰る時は連絡しろということですが…本当、舐められたものですね。」
はぁ、とため息をついた澤畠先生は…私にもスマホの画面を見せてくれた。
それのせいだろうけど…距離がほぼゼロで、肩がぶつかる…。
近い…私の心臓がもたない。
「…今日は吉岡さんとお泊まりデートに予定変更、だそうです。」
「そしたら、澤畠先生…私の家に泊まっていきますか?」
駅まで遠くはないけど…歩きだとそれなりに時間かかっちゃうし。
あと…やっぱりまだ、澤畠先生のそばにいたいな…。
「…そうですね。じゃあ、お願いします。」
「はい。」
お布団…あったよね、確か。来客用の。
着替え…は、お父さんのあるかなぁ…。
そんなことを思いながらも。
無事?夕飯も二人で食べ終えて、お風呂もあがり…。
パジャマ姿のまま、澤畠先生とのんびり…。
…お風呂上がりの澤畠先生、色気ありすぎじゃない?パジャマじゃなくてスーツ姿のままだけど。
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