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第13章 どうせ・・・

酔っぱらってますので。

静かな時間が過ぎています。

ジョージ・ウインストンのピアノの音と共に。
酔いの中を漂っております。

貴方は今頃、何をしているのでしょうか。
長い、お風呂ですかね?

僕は早めの夕食を終え。
ウイスキーの酔いの中。

貴方の冷たい一行メールを眺めながら。
僕の落ち込んだ日記への長い励ましの文章と一緒に。

心地良い酔いの中にいます。

本当に。
貴方は天の邪鬼だ。

いつか、貴方は。
僕の腕の中で甘えてくれる日がくるのだろうか。

でも、僕に残された日々は少ない。

それが。
それだけが、切ないんだなぁ。

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