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大人の俺と子どもの私

第5章 施設の子




「まぁまぁまぁ!喧嘩しないで!

付き合うとかは別として、好きになるのに年齢は関係ないでしょ!!ね!」



「…だから好きじゃないってば。」



栞の前でついムキになってしまった自分が恥ずかしくて弱々しい声を出してしまった。







「じゃあまた明日ねー!」




栞と別れて仕方なく唯と2人で帰ると、目の前に男子3人。



明らかに和馬と俊だ。



…気づかれたくない。



距離を離そうと少し歩幅を小さくするけど、



「あ!

和馬ー、今帰りなの?」



最悪…。


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