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大人の俺と子どもの私

第1章 出会い



ドンッと両手で肩を押されて、グラッとなった隙に紗南は部屋のドアに走っていった。



莉子ちゃんが紗南の右腕を掴んで止める。



「待ちなさいって!!!ごめんなさいは!!?」




「はぁ。。」

紗南は1つ溜息をつくと、



「うるさいな。何回もいってんじゃん。赤の他人が親面しないでよ!!!!!」



そのままバッと掴まれた腕を振り払うと、家を出て行っていなくなってしまった。


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