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王様げーむ

第4章 2人の夜

「で、王様ゲームではなんか感じてるし」



「それは…」



私は言うことがなくなって口ごもる。



「どう考えても誘ってるじゃん」



そう言われ、私は「ごめん…」と小さく謝った。


「本気で反省した?」そう聞かれて「うん」と言えば、翔也は私の頭を手探りで撫でた。


でも、なんだかその感覚が気になって私も手探りで翔也に触れてみた。

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