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王様げーむ

第8章 目撃現場

「綺麗にしたら、ちゃんと起きてくるか?」




「うん」



「約束な」



そう言って俺は小指をたてて、指切りするポーズをした。



すると詩菜も元気よく俺の指に小指を絡めてきた。



そして詩菜と約束をして、俺は部屋に置いてあったティッシュで
詩菜の体を拭こうとした。


なのに、その手は詩菜本人に止められた。

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