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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜

第3章 親子の性教育

 彼女は自分の認識が間違っているのではないかと、自分を疑い始めていた。

 夫婦に目を向けると、理恵は武司の陰茎を口いっぱいに含み、顔全体を上下運動させている。その口元からはジュポジュポと音が鳴っていた。

 武司も気持ちよさそうに、目を瞑っている。母親の口元に見え隠れする彼の陰茎が、唾液に塗れてヌラヌラとした艶を見せている。それはさっきより大きさを増したように見えた。

 理恵が顔を上げると、彼女の口と武司の分身の間に唾液が糸を引いた。

「ねえ、もうちょうだい。欲しいの……」

 甘ったるい声で武司に囁きかける理恵。武司が身を起こすと、入れ替わるように理恵が横たわる。

 理恵は今の態勢のまま、騎乗位で交わりたい気持ちもあった。だが、今夜は娘へセックスのお手本を見せないといけない。最初はやはり正常位を見せるべきだろうと考えた。

「来て……」

 潤んだ目を向けて理恵がそう言うと、武司は彼女の両腿を抱え股を開いた。

 武司の愛撫ですっかり潤っている理恵の膣口に、彼女の唾液で濡れた自分の分身の先端を宛てがう。手を添えて先端を擦りつけ、滲み出る蜜をさらに亀頭に塗りたくった。焦れる理恵は(早くちょうだい)と言わんばかりに、下半身を小刻みに揺らして彼自身をねだった。

「挿れるよ。見ててね、茉由。これからが本当のセックスだから」

 横で見ている茉由に向けて、武司は言う。茉由も待ち遠しい気持ちでいっぱいだった。

 武司はゆっくりと、腰を進める。亀頭が膣粘膜を押し広げ、その内部への侵入を始めた。

「んんっ! んあっ……ああっ」

 理恵が高い喘ぎを上げると、彼女の秘部は収縮し、咥えこんだ肉棒を締め付ける。武司は分身に纏わりつく快楽を堪らえながら、それをさらに奥へと突き入れる。

 やがて先端が、最奥のやや固さを感じる部分に触れる。子宮口だ。この奥に、妊娠時に胎児を育てるための、女性特有の生殖器官がある。

 亀頭が子宮口を探り当てたことを感じ取ると、武司は横で自分たちの行為を見守っている茉由をチラリと見た。

(この奥に子宮がある。この娘も、胎児のころはこの中で育ち、そしてここから産まれたんだよな……)

 彼は感慨深さを感じていた。

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