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義娘のつぼみ〜背徳の誘い〜

第5章 少女の決意

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「パパ、パパ……大好き」

 茉由はうわ言のように言いながら、彼の筋肉質の身体に両腕を回した。

「俺もだ、茉由。――愛してる。これからも、ずっと一緒だ」

 彼女に応えるように、武司もその細い身体を抱き締める。スベスベで弾力のある、まるで絹のような少女の柔肌が紅潮し、ほんのりと桜色に染まった。

「んんっ……あっ、あんっ」

 寝室のダブルベッドに全裸で、全てを曝け出して横たわる、十三歳の少女。武司はその身体に覆い被さり、彼女の首すじに舌を上下に這わせ、愛撫していた。刺激を与えるたびに、少女の口は可愛らしい喘ぎを漏らした。

 自慰行為では得ることの出来ない初めての快感に、茉由は身悶えていた。

 武司の手が彼女の胸元を弄る。まだ小さな乳房を掌に包み込み、ゆっくりと揉みしだいた。熟れる前の青い果実のような膨らみは、ほんのわずかな固さを残している。彼はまるで壊れものを扱うかのように、娘の反応を窺いながら愛撫した。

「あんっ、あっ、パパ……」

 喘ぎの中で、茉由は武司に訊く。

「ん? ごめん、痛かった?」

「ううん、気持ちいいよ。でも……ごめんね。わたしのおっぱい、ちっちゃくて……」

 以前見た、母親の乳房と比べているのだろう。成熟しきった大人の女と十三歳の少女とでは、そもそも比べ物にならない、いや、比べること自体に無理がある話だ。

 彼女はまだ二次性徴期のさなかである。身体が少女から女へ変わる過程の、まだ途中なのだから。

「あやまることなんかないよ。茉由はママの娘なんだから、そのうちママくらい大きくなるさ」

 そう言いながら、武司は少女の小ぶりな膨らみに口付けた。愛おしくて堪らなかった。

「あんっ、そう……かな。そうなったら、パパ、嬉しい?」

「ああ。でも、今の茉由も、俺は大好きだから」

 淡いピンクの、先端の突起を舌でチロチロと舐め回し、咥えて吸い上げる。

「んあっ、あっ、本当パパ? 嬉しい。もっと……もっと気持ちよくして」

 武司が左右の膨らみを交互に可愛がると、先端の乳首がわずかに隆起した。性的興奮は、彼女の身体の感度を増していた。

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