狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第6章 【渦巻く愛憎と独占欲に囚われても…】
会話など一切ない。
一颯くんだと思って愛撫してるから。
ただ反応して勃起してくださればそれで良い。
「大好きなおっぱい、たくさん舐めて良いよ」
後頭部から引き寄せて乳首をしゃぶらせる。
「はぁ……もっと」と煽りながら。
されるがままの中岸さんも面白い光景です。
「私にも舐めさせて」
ズボンを脱がせるまでもなく熱き衝動が貪り食うように口に含む。
根元から舌を這わせながら視線を合わせる。
「美味しいの?」
中岸さんが乗ってきた。
クスッと笑って「美味しいよ」と奥まで咥えたら声を漏らして天を仰いでる。
「亨さんより美味しい」って煽ってあげたらググッとイマラチオしてきました。
パシッとその手を払い除けます。
「ねぇ、一颯くんはそんなことしないの、萎えさせないでよ」
睨みつけてタメ口利いてあげたら痺れたのかしら。
更に硬くなったオチンチンがヒクヒクしてる。
「良いですね、その目……興奮します」
「言ったよね?私、今は義理の息子とシたい気分なの、それでも良いならちゃんと徹して?無理なら帰って」
睨みつけたまま携帯を手に取り一颯くんに連絡しようかとスクロールしたら取り上げられてしまう。
取り返そうとする手を引かれ膝の上に乗り強引に唇を塞がれた。
「我儘なあなたも魅力的だ、随分と無理難題を突きつけてきますね、面白い、義理の息子さんのように私を扱ってください、但し、私をイかせるまで終わりじゃないですよ?」
あなたの射精するタイミングもポイントも全て把握してるわ。
息子のように扱う代わりにイキポイントはあなたに合わせなければならないのね。
流石に賢い人。
ただでは転ばない頭脳派ね。
抱き寄せて舌を絡め合う。
腰を浮かせて手マンさせる。
いつもの場所からコンドームを取り出して口内で装着するとバックで突かせた。
「息子さんはどんな風にあなたを突き上げるんですか?こうですか?」
「あぁっ……そう、もう少し右寄りに……んんっ…あぁ、そこ弱いのっ……あんっ……イクっ…イクイク…っ」
「へぇ、良い事知れました、こっち側が好きなんですね、めちゃくちゃ締まるじゃないですか」
「んふ、私が愛した人にだけ教えてあるのよ」