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狂愛の巣窟〜crossing of love〜

第7章 【あなただけのモノになれたら幸せなのです…】






「亨さんも大切だけど、一颯くんはもっと大切だよ」




「それはつまり?」




「うん、好き、亨さんより好き」




今は……………だよ。
これで良いの?
今にも泣き出しそうな笑顔で「ありがとう」と抱き締められる。
胸の奥がズキズキした。




「はぁ〜嬉しい、その言葉だけで頑張れる」




しばらく背中を擦っていると
「あ、でもやっぱり今日は親父とはシないでね?」って繰り返してくる。
わかった、と言ってもまだ疑いの目。
服を着てお化粧直ししていても
「絶対だからね?」って何度も。




「あれだけ着けておいてまだ不安なの?」




「不安だよ、十和子さんずっとオンナの顔するから………いつも綺麗で心臓飛び跳ねるくらい色っぽいから」




「待って、そんな褒められると恥ずかしい」




「本心だよ、一緒に住んでた時も歯止め効かなかったでしょ?十和子さんのお陰で絶倫になれたし」




「ちょっと……もうダメだよ?帰らないと」




「十和子さんのせいだよ」




服の上からまた硬いのを擦り付けてきてる。
「シワにならないようにするから」ってその場で後ろから挿れてきた。
もう服も着てチェックアウトするだけだったのに。




「十和子さん見てたら勃っちゃった………やっぱり壊しちゃおうかな」




「待って……あん…っ」




「あぁ、濡れてきたね、すぐ濡れるね?僕のオチンチン大好きだもんね、十和子さんのオマンコ…っ」




叩きつけるような重いピストンにまた鏡張りに手をついて悶える。




「僕たちイケナイことしてるね?義理の親子でこんなこと……いつか天罰食らうかな?」




パンパン!と肌の当たる音が響いてる。
持ち上げられ奥まで当ててくるので瞬く間にイキ地獄を見るのだ。
まだこんなに体力残っていただなんて。




「一緒に食らうよ?一颯くんだけにしないから…っ」




上体だけ反らし舌出しキス。
「もっと来て…」と煽り絶頂する。
ぐったりして、一颯くんが射精する頃にはギリギリの時間だった。
慌ててホテルを後にし、タクシーで家に帰った。








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