狂愛の巣窟〜crossing of love〜
第5章 【溺れる覚悟はありますか…】
「今日は親父と出来ないくらい壊すよ?」
「うん……良いよ」
「ナマで何回もぶっ掛けるよ?」
「え、お安い御用だけど?」
「俺しか考えないで、俺だけに感じて?俺と……」
もう言うことわかってる。
「夫婦になるよ、私の旦那さんは一颯くんだよ」
今だけだけど。
言葉で言ったって叶わないのはわかってくれてるはず。
でも夢見させてあげるくらいなら容易いよ。
こんなことくらいしか与えてあげれないけど、それで安心して私を壊しにかかるなら数時間だけの夫婦になる道を取るよ。
「愛してる………十和子」
「んふふ、呼び捨て……ゾクゾクする」
泡をシャワーで洗い流し、膝をついてフェラチオした。
充分温まった浴室で声も響く中、私たちは獣のように交わった。
濡れた髪が色っぽい。
壁にもたれて駅弁ファックは痺れた。
深く串刺しにされて幾度と吹いた。
本当に抱きかかえられ服を着せられていたみたい。
起きてすぐ口移しで水も与えてくれた。
もうすぐ亨さんが帰ってくる時間。
それもわかっててまだ抱こうとする一颯くんに抗えない身体。
「ねぇ、見せつけようとか思ってる?」
「親父もわかってるでしょ?」
「ダメよ、あまり刺激しないであげて」
「でもまだシたい……抜き足りない」
熱っぽい視線に弱いの知ってるくせに。
ダメ……なんて言葉は効かないよね。
「壊すって言ったから」とバスローブをはだけられ身体中舐め回される。
結局また意識飛んで自分の痙攣で起きた。
寝バック状態で後ろから甘い声がした。
「起きた?親父もう帰ってくるって、電話鳴ったから取っておいたよ」
「えっ…!?」
近くのテーブルに置いてあった携帯を確認すると本当に通話していたようだ。
かと言って、サーッと血の気が引くこともない。
何度か3Pもしてる。
でも後のお仕置きは異様に長いから体力が保つかどうかを心配している。
「あんっ……またイっちゃう…っ」
「あぁ、凄っ……痙攣マンコヤバい…っ」
衰えぬ鬼ピストンを受け止めて背中に射精された。
拭き取ってすぐにまた挿入される。
「え、待って、もう無理…っ」