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主治医との結婚生活

第34章 幸せな 結婚生活

奏真さんは 顔を真っ赤にして口元を押さえ、
私の様子を見届けていた。

「まったく… 
いつから こんなエッチな子になったの?」

奏真さんが 笑った。

「…もし私がエッチだと言うのなら…
それは 奏真先生のせいですよ?
私は先生の治療しか受けた事がないですから…」

私が 反論すると
奏真さんは 確かに… と 笑った。

「奏真先生の治療は いつだって正しい。
私にとって絶対で 必要不可欠です。 」 

奏真さんの液でまみれた自分 を抱きしめる。

「この上なく 幸せです…」


私の病… 「奏真さんを欲する病」は 
悪化していく… 

先生の愛に溺れて 中毒の様に抜け出せない。

それでいい。 この上なく幸せ…
他のモノは 要らないの…
 

奏真さんは 私に近づくとチュッとキスをした。

「僕の治療を 健気に頑張って… 良い子だね、
明花ちゃん。 先生は嬉しいよ。
こんなに 僕の好みに染まってくれて…
可愛くて 仕方ないよ。」

そうして 先生から最初に教えて貰った 大人のキスをする。

「上手になったね。」


奏真さんは 私を抱きかかえて
バスルームへ移動する。

奏真さんの為に 沸かしておいたお風呂に
下着を身に着けたまま 入れられた。
奏真さんはこの下着が 余程気に入ったらしい。


一緒に お風呂に浸かりながら
指を絡めて キスしあって…
飽きることなく お互いの体を求める。 


「奏真さん… 暖菜が 帰ってきちゃう…。」

「残念だな…。 また夜に可愛がってあげようね? 
暖菜を早く寝かせなくちゃ…!」

そんな事を言いながら 奏真さんはまた私の体に
沢山の刻印を残す。 


「ワインを沢山飲ませて…
明花ちゃんが嫌がる場所を ゆっくり可愛いがるのもいいね。」

奏真さんはいたずらっぽく笑って
私を 困らせる。

「…奏真さんが したいなら…」

涙目になって伝えると 奏真さんはふっと笑った。

「大丈夫。明花ちゃんの嫌がる事はしない。
冗談だよ。 
でも… そういう健気な所、大好きだよ。」

奏真さんの膝の上で繫がりながら 
キスをしていると…


「ただいま〜」

愛娘の 帰宅を知らせる声がした。


私達は大慌てで体を離して 別々にバスルームを
出る。


奏真さんとの 甘い夜を想像して 蜜を溢しながら…


私は ママ に戻った。

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