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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第47章 エピローグ




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藤原 璋子(1101年- 1145年9月10日)
幼少時より、時の治天の君・白河法皇の養女となる。法皇は周囲にはばかることなく璋子を深く慈しみ育て、その常軌を逸した寵愛ぶりは宮廷内に知れ渡っていた。法皇は璋子が17歳のとき、法皇の孫にあたる鳥羽天皇と結婚させる。1119年には璋子は第一皇子・顕仁親王(後の崇徳天皇)を出産するが、その父は白河法皇であると言われている。その後権勢を失った璋子は1142年、自ら建立した法金剛院において落飾。3年後に崩御した。
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