薬剤師と薬草師
第4章 蜜花
だか今日メルと初めて繋がった方により、これから大人の女性へと成長していく‥
そうなると更に異性を惹きつけるだろう
はぁ、片時も離すことは出来ないな‥
考えていると隣で寝息が聞こえてきた。
この無邪気な寝顔が傷つかないよう守らないとな‥
俺は眠ったメルをベッドへ残し、仕事部屋へと向かった。
メルの香りを隠すための香を調合するためだ。
これから、仕事が増えてくるだろう‥
そうなると、メルを連れて街へ行ったり、残して行くことも出てくる‥
そうなった時、メルの香りで異性から乱暴を働かされる事があるかもしれない‥
メルの家の香りを思い出しながら、香を作る‥
恐らくメルの両親も薬草を調合し香りを消していたのだろう。
覚えている限りの香りの薬草を調合し会えた所で、夜が明け始めていた。
明日も早くから客人が来る‥
そのまま仕事部屋のソファへと倒れ込み眠りについた。
「ユーリ!起きて!朝だよ!」
メルに揺さぶるられながら目が覚める。
「やっと起きたぁ!もうすぐお客さんくる時間だから準備して」
メルがカーテンを開けると朝日が差し込んできた。
「ありがとうメル。
こっちへおいで。」
メルを抱き寄せメルの首に香袋をかける。
「この香り‥」
「メルの家の香りに近づけたんだ。
これで蜜花の香りも薄れるはずだよ」
そう言うとメルは嬉しそうに微笑んだ。
「言い値で払うから、惚れ薬を作ってちょうだい!!」
どこぞの貴族の娘からの依頼だ。
ずっと好きだった相手がいるそうだが、
振り向いてもらえないどころか、他の相手と婚約が決まった時笑顔で祝福されたそうだ。
貴族が想いを寄せる相手以外と結婚するのは、よくある話だがどうやらこの娘はその相手に薬を飲ませて、駆け落ちするつもりらしい。
言い値でというので多少吹っかけたものの、流石貴族‥
現金一括を払い出来上がったら取りに来ると言い帰って行った。
「好きな人のためにあそこまでするなんて、凄いお嬢様だね」
「そうだね。でも相手の気持ちも大切にする事が一番だよ」
メルを抱き寄せキスをする。
メルの身体がピクンと震え唇を離す。
「なんの薬草が必要かな?採ってくるね。」
メルに必要な材料を伝えると、メルは薬草園へと向かっていった。
香袋を下げていても俺はメルの香りに酔いしれていた。
そうなると更に異性を惹きつけるだろう
はぁ、片時も離すことは出来ないな‥
考えていると隣で寝息が聞こえてきた。
この無邪気な寝顔が傷つかないよう守らないとな‥
俺は眠ったメルをベッドへ残し、仕事部屋へと向かった。
メルの香りを隠すための香を調合するためだ。
これから、仕事が増えてくるだろう‥
そうなると、メルを連れて街へ行ったり、残して行くことも出てくる‥
そうなった時、メルの香りで異性から乱暴を働かされる事があるかもしれない‥
メルの家の香りを思い出しながら、香を作る‥
恐らくメルの両親も薬草を調合し香りを消していたのだろう。
覚えている限りの香りの薬草を調合し会えた所で、夜が明け始めていた。
明日も早くから客人が来る‥
そのまま仕事部屋のソファへと倒れ込み眠りについた。
「ユーリ!起きて!朝だよ!」
メルに揺さぶるられながら目が覚める。
「やっと起きたぁ!もうすぐお客さんくる時間だから準備して」
メルがカーテンを開けると朝日が差し込んできた。
「ありがとうメル。
こっちへおいで。」
メルを抱き寄せメルの首に香袋をかける。
「この香り‥」
「メルの家の香りに近づけたんだ。
これで蜜花の香りも薄れるはずだよ」
そう言うとメルは嬉しそうに微笑んだ。
「言い値で払うから、惚れ薬を作ってちょうだい!!」
どこぞの貴族の娘からの依頼だ。
ずっと好きだった相手がいるそうだが、
振り向いてもらえないどころか、他の相手と婚約が決まった時笑顔で祝福されたそうだ。
貴族が想いを寄せる相手以外と結婚するのは、よくある話だがどうやらこの娘はその相手に薬を飲ませて、駆け落ちするつもりらしい。
言い値でというので多少吹っかけたものの、流石貴族‥
現金一括を払い出来上がったら取りに来ると言い帰って行った。
「好きな人のためにあそこまでするなんて、凄いお嬢様だね」
「そうだね。でも相手の気持ちも大切にする事が一番だよ」
メルを抱き寄せキスをする。
メルの身体がピクンと震え唇を離す。
「なんの薬草が必要かな?採ってくるね。」
メルに必要な材料を伝えると、メルは薬草園へと向かっていった。
香袋を下げていても俺はメルの香りに酔いしれていた。