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小説以外のひとりごと

第7章 コリドラスのたまご

「コリドラスのたまご」①


女性のみなさんへ

あなたはオクチでご奉仕してますか


オクチでご奉仕とは、アレですよ アレ


フェラーリじゃなく



フェラガモでもない



尺一でも尺二でもない



もっと言えば、ゴックンまでしてますか


なんの質問してるんだ

いえいえ、味の話しをしたいんじゃない


味あわなくていいんです



ゴックンしたところでセイシは消化される



でも



熱帯魚のコリドラスという魚は違うのです



ゴックンしたあと胎内で卵に受精させることが出来るのです



オスのお腹にメスがクチを付けます


オスはオゥオゥ!と悶えてます


この行為を「Tポジション」と言います


Tポジションが始まると数日以内に産卵が始まります



というわけで



このクソ寒い季節に産卵が始まりました



出勤しようとした昨日の朝


水槽のガラス壁面にびっしりと白い卵の群体が!



やっぱりかーーー!



前日、水槽の水換え作業をしたんだよねぇ〜


水換えをすると水質が多少変化する


その水質変化が産卵スイッチだ


たいていグッピーでも何でも水換えすると産卵しやすくなる


どうも自生地では洪水などで川が氾濫したとき、彼らからすれば大災害なわけだが、

子孫を絶やさないようにするため産卵するらしい

泥が巻き上げられ、それまでの穏やかな安定していた環境が無くなる危険な状況


水換えは劣化した水質を改善するための大切な作業


放置するとアンモニア、硝酸、亜硝酸塩が堆積してしまう


だから放置しておくわけにもいかない


で、月に一度の水換え作業のあとはドキドキ


今回も水槽の三分の一程度、入れ替えただけでスイッチが入ったようで


その日の朝は100個ぐらい卵をつけていた


とりあえず採取して、小さな隔離ケースへ移動させる


卵はカビが生えやすいので殺菌も兼ねて水道水のまま入れてやる


水道水は人間が飲めるように微量な塩素で殺菌してある


親魚には良くないけど、卵には殺菌効果があるので好ましい


夜、仕事から帰ってきてから水槽チェックしたが次の産卵はなかった


と安心してたら大間違い



翌朝、再びビッシリと卵を付けまくっていたのでした。。。



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