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小説以外のひとりごと

第8章 劇場版「トムとジェリー」

「トムとジェリー」


金曜ロードショーで放送した劇場版「トムとジェリー」を鑑賞


冒頭当初から、ひたすら追いかけっこで慌ただしい



目まぐるしい!



なんだ、あいかわらずのことやってるだけじゃねーか、と思いつつ見続ける



人間側のドラマとうまく組み込みながら、トムとジェリーに変なアレンジもせず、いつものように追いかけっこ


ただ。。。



こちらがオトナになったからなのか、


最近はマニアックな映画ばかり見てたからなのか、



展開が読めすぎちゃって


逆にツラい



どうせ、このあとこうなるんでしょ、

という予測を裏切らないからだ


ホーム・アローンや摩天楼はバラ色に、プリティーウーマンなどでよくあるアメリカのコメディー映画のパターンそのまま過ぎる


前半は楽しく、良いことばかりで調子良く

後半トラブルを回避できず、落ち込むシーンがあり、

ラストにそれらを越える大団円

ハッピーエンド


それらの予想外の展開が無さすぎて。。。



楽しいから見続けちゃうんだけど

「名作か」と言われたら

イヤイヤ、そこまでは



「駄作か」と言われたら

「そこまで酷くない」


でも、「このあとどうなるんだろう」というワクワク感も無い


夢中になって、ついつい食事を忘れて見入ってしまう事も無いのだから


「そんなバカな!」

と思うようなシーンも有るが、まぁトムとジェリーだからね、で済まされちゃうし

原作レイプしない正統派の作りだからこそ、
逆に退屈に感じたりして


期待を大きく超えはしないのだ


あえて言うと


主演の女の子が童顔で可愛らしく、日本人が好みそうなキュートさがある


ただリアクションのひとつひとつがマッコーリー・カルキンを彷彿とさせてしまい

90年代の映画なのか?と思わせてしまう


あ、ついでに実写とアニメの融合した画面作りはまるっきり「ロジャー・ラビット」だ


アニメに合わせて役者が演技をしてる


丸パクリ過ぎて、新しさはない


いやロジャーラビットはストーリーも役者も退屈だったよな

まだトムとジェリーのほうが見続けていられる


といつわけで、辛口になってしまったが

コメディー映画は好きなジャンルだ


再放送ばかりの金曜ロードショーは、今回のようにたくさんの映画を紹介して欲しいもんだ

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