
気持ちのいい恋
第4章 癒されたいなら・・・
グラタンを待つ間、作業するリクを見ながら俺は心地いいこの時間を満喫した
何も無い・・・この時間――――・・・穏やかで
心地いい
仕事の疲れが溶けていく感じがする
今日はお酒も飲んでいないのに・・・フワフワした感覚に不思議な気分になる
リクは俺のグラタンを作りながら、他の客の会計をしたり注文を聞いたりと世話しなく動く――――・・・
一人だけで回しているとは言え・・・忙しい時はテンパったりしないのだろうか?と、お節介な事を考えながら水の入ったグラスをかたむける
