
気持ちのいい恋
第4章 癒されたいなら・・・
「?なに、ジロジロ見てるんですか?もう少し時間がかかるので・・・何か飲みますか?」
リクは視線をくすぐったく思ったのか・・・飲み物で俺を釣る
「ん~・・・そだな、サングリアとか飲みたいかも」
「あっ!良いのが有りますよ!」
リクはそう言うと棚から綺麗なルビー色の瓶を取りだした
「ミックスベリーのサングリアです」
「お!綺麗な色だな、ソレもらうよ」
お洒落なグラスに注がれたミックスベリーのサングリアは甘ずっぱい香りを纏い俺の目の前に運ばれてきた
「いい香りだな・・・頂きます」
俺はひと口サングリアを飲むと鼻から抜けるベリーの香りにうっとりする
「良かった、気に入ったみたいですね?」
「凄く旨い――――・・・これ、好きかも」
