
気持ちのいい恋
第4章 癒されたいなら・・・
「春斗さん?!大丈夫ですか?」
うとうとしていた所に・・・リクの声が響く
「あ・・・ぁ~ごめん、眠くなってた――――・・・悪い、帰る――――・・・これ、お金」
俺は、寝ぼけた頭で席を立ちカウンターに一万円を置いた
「///春斗さん!多いですよ、それに――――・・・フラフラ!」
カウンターから腕を伸ばし俺を掴んだリクは、俺を再び椅子に座らせる
「今、店閉めますから――――・・・送っていきますよ、ちょっとそこにいてください・・・」
「///あ、う・・・ん、あれ?お客さんは?」
「もう、皆さん帰られました!もう、大丈夫ですか?」
呆れたような・・・そんな声が、なんだか心地いい・・・
「大丈夫・・・」
俺は、その心地よさに負けて――――・・・再び瞳を閉じた
