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気持ちのいい恋

第5章 過去の足音



結局・・・そのまま寝てしまい


コンビニで買ったグラタンは翌日食べらる事なくゴミ箱の中へと入れられた



目が覚めて――――・・・床に転がるグラタンを食べたいと思えなかった・・・



それどころか――――・・・激しい動悸と鳥肌が立ってしまい食べられなかった




そして、暗い部屋で這うような生活をしていたことを思いだし慌てて太陽を見ようとカーテンを開ける




窓を開けて大きく深呼吸すれば――――・・・


動悸はおさまった・・・





もう、とっくに過去になっているかと思っていたアノ事は――――・・・まだ俺を苦しめていた




「///ヤバイ・・・震えてるじゃん」




震える体を自分の両手で抱き抱え――――・・・





“自業自得だ――――”と何度も言い聞かせる




“俺が、悪かった・・・”




そう言い聞かせる――――・・・





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