
気持ちのいい恋
第5章 過去の足音
それにしても――――・・・よく寝た
「俺も――――・・・昨日はあんまり寝れなかったから・・・一緒に寝ようか?」
カイが俺を抱き締めて頬に唇を寄せた
「///なっ・・・昨日は置き去りにしたくせに――――・・・」
「悪い――――・・・
夜中なのにクライアントから連絡来てさ――――・・・あのあとトラブル処理に行ったんだよ――――・・・なんもなきゃお前の隣で俺も寝てた」
「ふ~ん・・・そのトラブル――――・・・前々からだった?なんかストレス貯まってたっぽかったから」
カイは俺の首元に顔を擦り寄せると「はぁ~」と、ため息をついた
「////隠してたつもりだったけど――――・・・セックスに出てた?」
「出てた――――・・・案外、素直なんだな・・・カイって」
「うるせぇ」
照れかくしか――――・・・カイは俺の首に歯を立てて噛みついた
チクッとしたが――――・・・痛気持ちいい
