学内お見合いシステム
第1章 ついに、ついにこの時が来た!
4月1日。
むつみは、ついに、女子大生になった。
「ムフムフ♡ムフムフ♡ムフムフ~~♡」
朝6時、目を覚ましたむつみは、朝の陽光が眩(まばゆ)くきらめく室内を見て、いっぺんに顔がにやけ、鼻息が荒くなり、カラダがカーッと熱く燃え上がった。
《ついに!ついに!!ついに!!!ついに来たーッ!この日ーッ!!!!!》
むつみの18歳の若いカラダが、今にもどこかに飛んでいきそうになった。
《ついに…、今日…、わたしは…、オトコと…、セックスを…、す、る、ん、だああああーッ!!!!!》
「オトコと…、セックス…」
むつみは、言葉にそっと出してみた。
<セックス>
それは、高校生と18歳未満にとっては禁断の言葉。言葉じたいは口にしてもどうということはないが、その行為は法律で禁じられている。
高校3年生の途中で年齢は18歳を超えるが、高校生身分の間はやはりセックスは社会道徳的に禁じられる。
今日、4月1日は、まさにセックス解禁日なのだ。
「ああああ…、わたし、オトコとセックスして、いいんだ………」
むつみの、まだ男を知らない女子のカラダに、強い欲望が湧き上がる。
ただ、セックスをしてもいいといっても、妊娠や性病・感染症に注意しないといけない。また、騙されたり強姦されたりという犯罪にも気をつけないといけない。
そんなもろもろの心配や不安を一気に解消するような出来事が、つい先日にあった。
3月中旬に郵送されてきた、大学の入学案内冊子。
その中に、それはあった。
<学内お見合いシステムのご案内>
むつみはそれをなにげに手に取って読んで、ひどく驚き、そして狂喜したものだ。
いったい、どういう内容の案内だったのか?
むつみは、ついに、女子大生になった。
「ムフムフ♡ムフムフ♡ムフムフ~~♡」
朝6時、目を覚ましたむつみは、朝の陽光が眩(まばゆ)くきらめく室内を見て、いっぺんに顔がにやけ、鼻息が荒くなり、カラダがカーッと熱く燃え上がった。
《ついに!ついに!!ついに!!!ついに来たーッ!この日ーッ!!!!!》
むつみの18歳の若いカラダが、今にもどこかに飛んでいきそうになった。
《ついに…、今日…、わたしは…、オトコと…、セックスを…、す、る、ん、だああああーッ!!!!!》
「オトコと…、セックス…」
むつみは、言葉にそっと出してみた。
<セックス>
それは、高校生と18歳未満にとっては禁断の言葉。言葉じたいは口にしてもどうということはないが、その行為は法律で禁じられている。
高校3年生の途中で年齢は18歳を超えるが、高校生身分の間はやはりセックスは社会道徳的に禁じられる。
今日、4月1日は、まさにセックス解禁日なのだ。
「ああああ…、わたし、オトコとセックスして、いいんだ………」
むつみの、まだ男を知らない女子のカラダに、強い欲望が湧き上がる。
ただ、セックスをしてもいいといっても、妊娠や性病・感染症に注意しないといけない。また、騙されたり強姦されたりという犯罪にも気をつけないといけない。
そんなもろもろの心配や不安を一気に解消するような出来事が、つい先日にあった。
3月中旬に郵送されてきた、大学の入学案内冊子。
その中に、それはあった。
<学内お見合いシステムのご案内>
むつみはそれをなにげに手に取って読んで、ひどく驚き、そして狂喜したものだ。
いったい、どういう内容の案内だったのか?