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学内お見合いシステム

第1章 ついに、ついにこの時が来た!

3月20日、むつみは学費を納入しに大学に行き、同時に<学内見合いシステム>にも登録を済ませた。
撮影したプロモーションビデオは、1分間。言葉も録音できる。
むつみは、ブラジャーとパンティーのセクシーな下着姿になり、肩を揺らしてブラを動かし、腰をうごめかし揺らしながら、次のように言葉を発した。
「わたし、む・つ・み~~♡オトコとセックスしたい~~~♡ねえ、セックスして~~~♡」
確認の再生を見たむつみは、さすがに
《これは、ちょっと…、エロ過ぎかも…》
と思ったが、セックスへの飽くなき強い欲求がむつみのカラダの中を渦巻き、そのまま登録してしまった。

そして、今日、4月1日を迎えた。
大学の入学式は、4月8日に予定されている。しかし<学内お見合いシステム>の運用は、この日からスタートするのだ。

むつみは、ベッドからカラダを起こし、服に着替え、朝食をとり、用事を済ませた。
ただ、朝食がのどに詰まるような気がした。性欲があまりにも凄まじくて、興奮しまくっていたからだ。
《行く前にオナニーを一発やっておくか?》
とも思ったが、射精してハイ終わりの男子と違い、女子はオナニーをすると性欲が余計に高じてしまう。

大学に行く途中の電車で、むつみはハラハラした。
心臓はドキドキ、鼻息がすごく頬は紅潮し、両乳首が突っ立ってブラジャーに当たって痛い。クリトリスが勃起して股間がじゅわーとなり、腰がゆらゆらと揺らめいて、傍にいるサラリーマン男たちを誤解させないかと冷や冷やした。

何とか大学にたどり着くと、むつみは学部・学籍番号別に指定されたルームに入った。

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