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「いただきまーす！！
…………ヤバっ！ めちゃ美味ーー！！」

すぐにから揚げを温めてドドンと5パック食卓に置くと、慎吾くんは頬張るように食べ始めた。


「えー？
どうしたの慎吾くん。
そんなにから揚げ食べたかった？」

「うん！」


慎吾くんがから揚げ好きなのは以前からだけど、だからってこんなに露骨に喜んで食べてくれるのは初めてだなぁ。
最近そんなに鶏肉料理しなかったっけ？


「ここにリンゴサラダがあったら、また更に良かったよね。
付け合せ、レタスサラダくらいしかできなくてごめんね」

「あ、俺、今日リンゴサラダ食べたよー？」

「えぇ！？
な、なんで！？」

「実は今日さっき、高校時代のクラスの友達と集まってたんだ！
その時にね、ここのおかずのオードブル用意してくれててさぁ」

「……あぁ！」