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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第14章 妊婦さんになったよ

――その後。

私は朝の家事を済ませると、ひとりで初めての産婦人科に行った。

問診票を書き、検尿をして待合室で待つ。


わぁ…周りには大きなお腹を抱えた妊婦さんが何人もいる。

うう、いくら30代になっていても、見た目が成長してない私はどう思われてるだろう。
子供が子供を産むのって思われるかなぁ。
ああー、ひとりで勝手に被害妄想しちゃうよぉぉ。


「妹尾さーん。
妹尾 雛子さーん」

「はっ、はいーっ//」

名前を呼ばれてドキッとした。

あーバカバカっ
こんな時に何考えてんのよー!
私はお母さんになるんだぞー!





「し、失礼します…っ」


診察室に入り、内診を受ける。
それからエコー写真を撮られると、診察を受けた。

すると…



「今、6週を迎えたところですね。
妊娠おめでとうございます」

「は…」

改めて病院の先生からそう言われて、全身が嬉しくてゾワゾワした。
検査薬で陽性は確認したけど、それとはまた違う感覚。

私、ちゃんと妊娠してたんだぁ!!


「出産予定日や、これからの事を説明していきますね」

「あ、は、はいっ」


慎吾くんも今ここにいたら、きっとまた喜んでただろうなぁ!
うん、帰ったらすぐに報告のメールをしておこうっと。




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