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「うーわー！
このちっさいヤツ！？
えーっ、めーっちゃかわいいじゃん！！」


ひなから見せてもらったエコー写真を食い入るように見ると、俺は写真とひなのお腹を交互に見た。

「ひなぁ、スゴいよー！
ここに今いるんだよねー！」

「うんっ//」

「ひなぁ、俺めっちゃ嬉しいーっ！」

「わぁっ//」


いろんな嬉しい気持ちが同時に襲ってきたんだな。
キャパオーバーした俺はもう我慢できなくなって、衝動的にひなをギュギュ〜っと強く抱きしめていた。

俺よりちっちゃくって柔らかくって、なのにめっちゃ頑張ってて可愛くって…えーとえーと、とにかく何もかも最高で。
俺がひなを幸せにしてあげたいのに、今は俺の方がめっちゃ幸せ過ぎてたまらない！


「ひな、もうひなはひとりの身体じゃないんだから、何でも俺に言うんだよ！
絶対に無理とか我慢とかしないでねっ」


結婚式の時にも誓った事だけれど、でも何回でも言っちゃうよ。
俺はずーっと一生涯、ひなを裏切らないし、ひなを守りながら、ひなと一緒に生きていくからねー！