
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第16章 サプライズのつもりが、大事にされちゃったよ
「おはよーございまーす」
「おはようございますー」
同じ9時に合わせて、次々とスタッフたちが作業場に入ってきた。しかも午後よりも人数が多いっ
そして一部はお昼に出勤した時に見る顔だけど、中には知らない人もいる。
初めて会う人には、私もちょっとドキドキしながらペコリとあいさつした。
「おお、顔を合わせるのは初めてだったな。
みんな作業入る前に紹介するぞー!」
「えっえっ
久保店長っっ」
パンパンと手を叩き、スタッフたちが私と久保店長の前にズラズラと並んだ。
「名前だけは知ってるだろうが、彼女は妹尾副店長だ。
いずれ儂の後を継いでいく為にも、今日からこの時間に入ることになったのでみんな宜しく!」
「く、久保店長っ!?」
「まぁ、可愛い副店長がいるのは聞いてたけど、本当ねぇ。
初めまして、菅原です〜」
「ひなちゃん、朝から来るようになったの?
よろしくねぇ」
「初めまして、西田です。
久保店長の後を継ぐって事は、店長になるんですね!」
元々は夜遅くに帰る事に危険を感じて勤務時間を変えたって話のつもりなのに、なんか店長になる為にって理由がメインになってなくないですかー!?
「今日からわからないことがあったら、未来の店長の為に、是非とも妹尾副店長に聞くようにな」
「はーい」
わっ私、1年内にはもういなくなってる予定なんですけどっ
今この状況じゃあ、それも言い出せないですけどぉーっ
