無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ええと…とりあえず脱がなきゃ…？」

何はともあれ、このままじゃどうにもできないのはわかっている。
私は履いているハーフパンツのゴムに手をかけると、ズルリとおろした。


「………えっと…///」


トランクスってやつにも手をかけるけど、本当におろしていいのか不安になる。

いや、下ろさなきゃおしっこできないじゃない！
でも普通、例えば公衆トイレで男の人ってパンツを下ろしてるっけ！？
それだと後ろからお尻とか見えちゃうよね！？


「……あ、アレを出す用の穴が開いてる！」

洗濯物として干す時に何度も見ていたハズなのに、今更トランクスの構造を思い出した。
そりゃそうだよね。ここからアレを出しておしっこ……


「……え、穴からアレをつまみ出すの！？
そ、そ、そんなの無理だよぉぉ///」


そんな恥ずかしい事をしないとおしっこもできないのー！？
え？ 私がおかしいのかなっ
て言うか、初めてこんな事をしてるんだから、わからなくて当然だよねっ


「えーん、どうしよう〜〜〜っっ」






迫り来る尿意と戦いながらしばらく悩んだ後、私は結局トランクスもハーフパンツ同様にズルリと下ろす事にした。（当たり前だ）