
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第19章 急な雨のアクシデント
――それからしばらくして…
「わっ」
フロントガラスに、ポタッと雫が落ちた音でスマホから顔を上げた。
その後も、ポツ ポツと続けて落ちてきている。
「雨だ。
雨が降ってきたんだ」
まだ明るい夏の空だと思っていたら、雨雲がかかっていて少し暗くなっている。大雨ではないけど、まだ続きそうだ。
スマホばっかり見ていたから、気付かなかったな。
♪♪♪♪〜
そしてその時、スマホに電話の着信音が鳴った。
藤村からだ。
「もしもし?」
『お待たせ慎吾クン!
もうそっちの美容院見えてるから、もう着くよ』
「えっ、どこ!?」
運転席に座ったまま、くるりと周りを見渡した。
すると美容院の影からスマホを耳に当てたままの藤村が手を振って車に向かってきた。
雨が振り始めているのに、傘は差していない。
「藤村!
雨振ってる!」
スマホを切ると、俺はすぐに車のドアを開けて声をかけた。
「だって来る途中に降り出したんだもん。
てゆーか、遅くなってごめんねー」
「俺の事で来てくれたんだ。
それより早く中入れよ」
「うん」
「わっ」
フロントガラスに、ポタッと雫が落ちた音でスマホから顔を上げた。
その後も、ポツ ポツと続けて落ちてきている。
「雨だ。
雨が降ってきたんだ」
まだ明るい夏の空だと思っていたら、雨雲がかかっていて少し暗くなっている。大雨ではないけど、まだ続きそうだ。
スマホばっかり見ていたから、気付かなかったな。
♪♪♪♪〜
そしてその時、スマホに電話の着信音が鳴った。
藤村からだ。
「もしもし?」
『お待たせ慎吾クン!
もうそっちの美容院見えてるから、もう着くよ』
「えっ、どこ!?」
運転席に座ったまま、くるりと周りを見渡した。
すると美容院の影からスマホを耳に当てたままの藤村が手を振って車に向かってきた。
雨が振り始めているのに、傘は差していない。
「藤村!
雨振ってる!」
スマホを切ると、俺はすぐに車のドアを開けて声をかけた。
「だって来る途中に降り出したんだもん。
てゆーか、遅くなってごめんねー」
「俺の事で来てくれたんだ。
それより早く中入れよ」
「うん」
