
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第20章 悪運はまさかの再会だけじゃなく…!
「ただいまぁ…」
「ひなぁ!
おかえ……え、どうしたの!?」
やっとのことで家にたどり着いた時には、もう全身びしょ濡れになっていた。
玄関のドアを開けて入ると、すぐそこにいた慎吾くんも、私の姿を見てビックリしている。
「あ、雨、降っちゃって!
傘持って行かなかったから濡れちゃった」
「それにしてもびしょ濡れだよ!
早く熱いシャワーかかろ!
ひな風邪引いちゃうっ」
「あ、うん。
でもその前に買ってきたお肉冷蔵庫に入れなきゃ…」
「そんなの俺がやるから!
ひなは早くお風呂行って!」
あんな事があったなんて慎吾くんには心配させちゃうから言えないし、そこはつっこまれる事もなかったので良かった。
濡れた身体が体温を奪っていて寒い。
むしろそっちを心配してくれた慎吾くんは、すぐに私を熱いシャワーと慎吾くんの身体で包んでくれた。
おかけでスゴくあったかかったし、心も落ち着く事ができたよ。
だけど、その代償はこの後にこそあったんだ……
