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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第26章 藤村の助け舟を…!

「だからさ、今日はコーヒーでもコーラでもなくてさ。
あたしの唇って、それだけだから」

「いや、コーラやコーヒーと藤村とのキスじゃ意味違うって!
それにここ、もうすぐ他のスタッフとか来ちゃうから、もし見られたりでもしたら…っ」

いくらオーナーに「誤解です!」って言っても、キスなんてしてるところを見られたら一発アウトだ。
いやいや、見られるとかそういう意味じゃなくても駄目だって!

俺はひなの夫なんだ!
ひな以外の人とそんな――――


「あ、ここがダメなら、うちに来てよ。
夜まで誰も帰って来ないから、あたしたちがキスしてもエッチしても、誰にもわかんないんだよ」

「藤村、お前…っ」

「明日の指名取れなきゃ、奥さんに良い誕生日プレゼント贈れないんでしょ?」

「…………っっ」


店の方から、スタッフたちがゾロゾロと出てきたのが見えた。
車で通勤してる人は、もうすぐこの駐車場にもやって来る。



――『…ただ、代償が高く付いても仕方ないかもしれないけどね』


「慎吾クン、人が来るよ」

「……………っ」


俺はアクセルを踏むと、藤村の家に向かって車を動かした……。










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