
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第28章 奇跡を信じてみるよ
「お待たせしました!
荷物を預かりますのでこちらの台へ……」
待合室のソファに腰をかけながらキョロキョロと見回していた女性に声をかけると、その見覚えある黒いロブヘアとTシャツ姿に目を丸くした。
「えっ………、どうして…っ!?」
「慎吾くん!
よかったぁ。バスから降りて、ちょっと迷子になっちゃってね」
外気の暑さに、額には汗が滲んでいる。
うちから来たんだとしたら、車を持たないひなからすれば長距離だ。
それを、バスでここまで!?
「ひなぁ、何かあったの!?
どうしてここに!?」
ひなは俺の職場であるこの美容室がどこにあるかなんて知らない筈だ。
なのにバスを使ってまでここに来たって事は、ひなに何かあって……!?
「慎吾くん、私は慎吾くんに髪を切ってもらおうと思って来たんだよ。
慎吾くんを指名しても、いい?」
「……もちろんだよ!」
荷物を預かりますのでこちらの台へ……」
待合室のソファに腰をかけながらキョロキョロと見回していた女性に声をかけると、その見覚えある黒いロブヘアとTシャツ姿に目を丸くした。
「えっ………、どうして…っ!?」
「慎吾くん!
よかったぁ。バスから降りて、ちょっと迷子になっちゃってね」
外気の暑さに、額には汗が滲んでいる。
うちから来たんだとしたら、車を持たないひなからすれば長距離だ。
それを、バスでここまで!?
「ひなぁ、何かあったの!?
どうしてここに!?」
ひなは俺の職場であるこの美容室がどこにあるかなんて知らない筈だ。
なのにバスを使ってまでここに来たって事は、ひなに何かあって……!?
「慎吾くん、私は慎吾くんに髪を切ってもらおうと思って来たんだよ。
慎吾くんを指名しても、いい?」
「……もちろんだよ!」
