
毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第28章 奇跡を信じてみるよ
少しでもスムーズに退勤できるように、俺は掃除や片付けを少しずつ始めた。
何か手は動かさなきゃ、余計な気持ちに押し潰されそうになる。
今日はひなの誕生日なんだ。おめでとうを言って、とびきり愛してあげるんだ!
だって俺は、ひなだけの夫なんだから――――
「妹尾君!
ご指名のお客さんが待ってるよ」
「えっ」
ニコニコ笑みを見せながら言うオーナーに、俺は最初意味がわからなかった。
ご指名の、お客さん…?
今日俺には、予約客なんていなかった筈だ。
「向こうで待たせてるから、早く案内してあげるんだよ」
「えっ、えっ
……あ、はいっ」
もしかして、藤村が来た!?
仕事を早退したのか?
でも俺はお願いしたわけじゃないし、これでノルマを達成しても俺は藤村とそういう関係にはなれないんだぞ。
その場合どうしたらいいのかわからないが、オーナーに早く案内をと言われたら行かないわけにはいかない。
俺は待合室で座っているという指名客の元へ急いだ。
何か手は動かさなきゃ、余計な気持ちに押し潰されそうになる。
今日はひなの誕生日なんだ。おめでとうを言って、とびきり愛してあげるんだ!
だって俺は、ひなだけの夫なんだから――――
「妹尾君!
ご指名のお客さんが待ってるよ」
「えっ」
ニコニコ笑みを見せながら言うオーナーに、俺は最初意味がわからなかった。
ご指名の、お客さん…?
今日俺には、予約客なんていなかった筈だ。
「向こうで待たせてるから、早く案内してあげるんだよ」
「えっ、えっ
……あ、はいっ」
もしかして、藤村が来た!?
仕事を早退したのか?
でも俺はお願いしたわけじゃないし、これでノルマを達成しても俺は藤村とそういう関係にはなれないんだぞ。
その場合どうしたらいいのかわからないが、オーナーに早く案内をと言われたら行かないわけにはいかない。
俺は待合室で座っているという指名客の元へ急いだ。
