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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第30章 悪女Fの妄想

結婚してた事実を聞いた時はそこまでショックじゃなかったけど、なのにその後からどんどん好きになっていったんだよね。

高校の頃は子供っぽくて異性としての意識なんてほとんどしなかったのに、まさか卒業してからあんなにカッコよくなってるなんてさ。


「しまったなぁ。
こんな事なら、高校のうちにゲットしとけばよかった」


なんて今更言っても仕方ないし。
あたしも早く彼氏作ろ。


「…………」


慎吾クンの奥さんがもっと普通のおばちゃんみたいな人だったら、ホントに奪いたかったんだけどなぁ……



「なーんて、早く顔洗って仕事行く支度しよっと。
おはよ、お父さん。
あっ、お兄ちゃんってば、 また脱いだ靴下こんな所にーっ」



でもあんなにお似合いで、あんな幸せそうな顔見せられたら、いくらあたしでも奪うなんてできないわよーだ…。







“悪女Fの妄想”
おしまい!

(※次からは本編に戻りまーす)

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