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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第34章 今週だけ、ラストまで頑張るぞー!




――そうして、次の日の午後


「ゔっΣΣ」

早速、予約のオードブルを作ろうと厨房に入るも、モワッと感じるお惣菜のニオイに早くも脂汗が出てきそうだった。

粗熱の取れた状態ならニオイも少なくていいけど、いま厨房ではスタッフたちが夕方の追加分を製造しているのでニオイも立ち込めている。


「ひなちゃん、大丈夫?
オードブルならあたしらが作るから、向こうで座ってなさいな」

「うう〜」

昨日は、「慎吾くんたちが盛り上がれるように、私もオードブル頑張るね!」
…なんて言ったわけだから、是が非でも私が作ってあげたい。
だけど、このつわり症状が出てる以上、ちょっと厳しいかも〜っ


「あ…じゃあ私が指定するものを、オードブル分ほど用意してもらってもいいですか?
せめて盛り付けだけでも私がやりますので…っ」

「頑張るわねぇ、ひなちゃん。
わかったわよ。できたら声かけるから」

「お願いしますーっ」

今回はリンゴサラダは入れないし、いつも店売りしてるものだから説明も少なくて済む。
一応プロデュースは私だもんね!
ちゃんとみんなが楽しんでもらえるよう、絶対に作るぞー!!



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