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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第38章 愛のキューピッドになれたみたいだよー

ひなと手を繋ぎながら、家までの夜道を歩く。

――すると
後ろから車が走ってきて、振り返って見るとハイビームが俺たちを照らした。


「…まぶしっ」

すぐに通り過ぎるかと思いきや、スピードを落としたその車は俺たちの横を徐行しながら走る。

「あ……っ」

ふと、ひなの手にギュッと力が入った。
そして横を走る車をジッと見ている。

「ひな?
…あっ」


俺は車の方を見たら、その運転手が知らない人じゃなかった事に気付いた。
と言っても、昨日知ったばっかりなんだけどさ。


「こんばんはっ
昨日はお邪魔しましたー」

「慎吾くんっ!?」

運転席の窓も開いていたのもあって、俺はペコッと頭を下げながらあいさつをした。
ま、一応、友達のお兄さんだもんな。

「あぁ…」

藤村の言ってた通り、確かに無愛想には違いないっぽい人だ。それに髪も簡単に上げてるだけで、別段手入れとかはしてなさそうだな。

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