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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第38章 愛のキューピッドになれたみたいだよー

「あっそうだ!
藤村がうちの美容室に、お兄ちゃんを連れて行くーって言ってましたよ!
俺はいつでもお待ちしてますのでっ」

「はあ!?」

俺の言葉に藤村の兄は目を丸くした。
多分だけど、美容室なんて所は一度も行った事はないだろうな。


「…アイツ、何言ってんだか」

それだけ言うと、藤村兄の車は俺達を通り越し、一気に走り去って行った。

確かに無愛想だ。
だけどあの無造作に伸びてる髪を綺麗にカットしたら……うぅむ…。


「慎吾くん、スゴイね!
あの人にあっさり勝っちゃうなんて!」

「えー?
勝つって、別に…」

「あの人、よく閉店間際に来てはどーとかこーとか言ってたんだよね。
でも慎吾くんの言葉であっさり逃げて行ったよー!」

「あ、そうなんだ」

「わぁ、やっぱり慎吾くんってかっこよくて頼りになるね!
ホント、尊敬しちゃうよぉ」

「本当?
やったねー!」


何かよくわかんないけど、ひなに頼られるのは嬉しいや。
俺、ちゃんとレベルアップできてるみたいで安心したよ。




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